日系人を支援する労働組合

実例紹介

外国人労働者と会社の間で発生するトラブル、組合問題。
現実的に起こりうるケースと、それをどのようにビリーフがサポートできるか、
二つの会社を例に挙げてご紹介します。


「突然辞めてしまって…」編

株式会社M 工業

最近、社内に外国人が増えて人員も確保できるようになってきたが、彼らが会社に対してどう思っているかが分からない。
そうですね。何か会社に言いたいことがあるようなのですが、言えないみたいですね。
そうなのか!B 係長から彼らにそのことを聞いてみてくれないか。
いや、私が聞いても彼らは話してくれません。それより私たち日本人社員だって、会社に言いたいことはあるけど、言ったために会社から不利な扱いを受けたり、最悪解雇されたりでもしたら、困りますよ。
そうだよなあ。でも以前外国人社員が1 度に5 人も辞めてしまって、仕事が大幅に遅れたことがあったのだが、後で別の社員から彼らが辞めた理由を聞いたら、会社に不満があったらしいとのことだった。だから会社への不満を事前に把握して、できれば改善していきたいのだが、どうすればよいか分からない。
だったら、社内に労働組合を設立したらどうですか
労働組合?
そうです。労働組合を設立して外国人社員も含めて組合員になり、会社に改善してほしい内容をまとめて、団体交渉をすれば会社に社員の不満点を認識させることができます。
でも、そんなことしたら、会社に目をつけられて閑職にまわされてしまうんじゃないか。
大丈夫です。もしそんなことをしたら、不当労働行為になり、労働組合法に抵触することになります。労働組合は法律に守られた組織なのです。
そうなのか、でもどうやって労働組合を設立して運営していけばいいか分からない。
それなら、「外国人労働組合ビリーフ」に相談してみたらどうでしょう。ビリーフは支部として労働組合設立の手助けをしてくれて、運営も自分たちでできるよう教えてくれるそうです。
そうか、早速ビリーフに相談してみよう。
こうしてR 社ではビリーフの支部として労働組合を設立し、会社への改善点を団体交渉で訴えた結果、職場環境が良くなり外国人社員も辞めずに会社の業績も良くなりました。
 
 


「いざという時に備えて…」編

R株式会社

最近、自社の社員が外部の労働組合から勧誘を受けているらしい。
P 食品工業では、社員がその労働組合に入ってしまい、無理難題な交渉を求めてきた結果、業務に支障を来して業績が下落したらしい。我が社でも何か対策をしたいが何か良い案はないか

社内で労働組合を作ってみたらどうでしょう。
社内の労働組合に加入してもらえれば、社員が外部の労働組合に加入することは防げると思います。それに社員が抱えている会社に対する要望や不満などを労働組合にに言ってもらえれば、社員が何を望んでいるかが把握でき、それを経営陣に報告できれば、会社と社員との意識のずれをなくすことができるのではないでしょうか。
それと共に社員の会社に対する満足度を落とすことなく、業務に励んでもらうことが可能ではないでしょうか。

しかし、我々には設立や運営のノウハウはないぞ。

大丈夫です。人事部のC 君が信頼できる労働組合を知っており、そこが組合支部として設立することを手助けしてくれるそうです。
また、運営に関してもレクチャーしてもらえて、自分たちで運営できるようになるそうです。

その労働組合とは。

「外国人労働組合ビリーフ」です。

よし、早速C 君から「ビリーフ」に連絡して労働組合設立の相談に乗ってもらおう。

こうして、M 工業では「外国人労働組合ビリーフ」の支部として、社内に労働組合を設立し社員の要望や不満、改善点が分かるようになり、外部から他の組合が入ることなく社内の組合と会社が対等の立場で交渉することで、職場環境が改善され、社員の会社に対する満足度がUPすると共に仕事に対する意識も高まり、業績が伸びました。
 
 

外国人労働組合立ち上げでより良い労働環境を

関連リンク

NPOフィリピン戦没者慰霊碑保存協会

 

“NGOフィリピン戦没者慰霊碑保存協会”

 

“NPOフィリピン日系人-支援の会-“

 

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